楽器持込の余興、その落とし穴

先日あった、「素晴らしく」「恐ろしい」体験をお話します。

ゲストの2人が余興で歌を歌っていただきました。
その時のことです。




まず、そのお二人が2曲・・・素晴らしい歌声を見せてくれました。

女性ボーカルで男性がエレキギターという構成。
また、選曲が・・・渋い!!

Extreme(エクストリーム)の『More Than Words』と、
Mr.Bigの『To Be With You』

まず、Billboard’s Hot 100にて全米1位に耀いた、『More Than Words』。
1985年に結成されたアメリカのハードロックバンド、Extreme(エクストリーム)の代表曲です。

『More Than Words』=「言葉を越えたもの」
言葉で言わなくても君の気持ちはわかっている。
言葉では言い表せない、お互いの気持ちを大切にしていこうね・・・そんな歌詞です。







  • アルバムタイトル:『ポルノグラフィティ』
  • アーティスト名:Extreme
  • 今回の推薦BGM:『More Than Words』
  • Extreme『More Than Words』の日本語訳は巻末を参照してください。
  • 『Extreme』公式サイト



そして引き続き、Mr.Bigの『To Be With You』。





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▲矢印クリック!BGM試聴でご確認下さい♪


  • アルバムタイトル:『ネクスト・タイム・アラウンド-ベスト・オブ・MR.BIG(デラックス・エディション)』
  • アーティスト名:Mr.Big
  • 今回の推薦BGM:『To Be With You』
  • 『To Be With You』の日本語訳は巻末を参照してください。
  • 『Mr.Big』公式サイト



この2曲を、披露宴のエンディング直前の「トリ」で、新郎の友人2人組みがなんと・・・
見事に歌いきりました。

すらっと背の高いハスキーボイスの女性ボーカル。
女性ボーカルですよ・・・この骨太男性ボーカルのバラード曲を、なんと。

そして、完璧に「骨太に」歌いきってくれました。
会場はもう・・・感動で静まり返っていましたよ。

この方は、ただものではありません。
結構あちこちで歌われているんだなと思います。
ほとんど「プロ」と見間違うくらいのレベル。

なんと練習は、披露宴会場での直前の音あわせだけ!
お互い学生時代のお知り合いの仲ということで意気投合されて、今回の「急結成」となったようです。

やっぱり、エンディング直前の「決めて欲しい」トリとしての登場でしたから、
それなりの方にお願いしますよね。

見事に期待にこたえる余興でした。
ところが・・・

音あわせの時に、大変だったんです。
そのときのやり取りをご紹介します。


ゲスト:「あの、ギター持ってきたんですが」

私:「はい、スピーカーから音だしできればいいんですね」

ゲスト:「はい、コードはこれしか持ってきてません」

私:「変換コードは??」


ゲスト:「持ってないんで、アンプからでもいいですよ」

私:「・・・?」
                  ・
                  ・
                  ・
「あ~あ、かみ合っていない」(笑)



上記の写真にありますプラグは、ギターとアンプをつなぐコードなのですが、アンプは会場には置いていません。

基本ゲストの持ち込みに依存します。

持ち込まない場合は、変換コードをご用意していただくのですが、要するにそれが伝わっていなかったんですね。




ゲストの持ち込み楽器から音を出す場合、
会場側は、アンプなど基本用意しません。

理由は、「音」って主観的なものですから、会場が用意したアンプから出る音が「気にいらない」ってなったらややこしいですね。

だから、常日頃ゲストが使われているアンプを持参していただくように話をさせていただくようです。

アンプを持ち込まない場合、アンプに差し込むコードからキャノンという会場の差込口に合う変換コードを一緒に持参していただくようにお願いするんですね。

このときの事前のやり取りの問題は、

余興ゲストとの直接のやり取りではなく、新郎様とのやり取りであったこと
電話等会話でのやり取りではなく、メールでのやり取りであったこと

こういう打ち合わせ、確認は余興をされるゲストと直接会場側とでなされるべきだと思うんですね。
忙しい新郎新婦さんが間に入るやりとりは、得てして「伝言ゲーム」で伝わらない危険性が高いです。

今回は、その典型ですね(笑)。

若い配膳スタッフに、近くの楽器レンタル屋さんに走り回ってもらいましたが、
アンプレンタルでも、3万円くらいかかります。

それは、新郎新婦ご家族さまのご負担となってしまいますね。
・・・ご迷惑な出費を強いることになるわけです。

キャプテンと担当プランナーさんと相談した結果、
仕方がないので、ゲストの立ち位置をメインテーブル横から、私がいるミキサー横に切り替えて
ミキサーから直接プラグ差しして、会場のBOSEスピーカーにつなげる方法をご提案しました。

「まあ~音が出てくれたらいいのよ~~」

余興ゲストさまの寛大なお心使いで(笑)・・・ご提案は受け入れられ、結果うまくいきました。

結局、気分よく歌っていただいてよかったですが・・・
結婚披露宴のトリの余興。
新郎新婦さまも期待していた、素晴らしい内容であっただけに、

「音だし出来なかったらどうなっていたのだろう」

終わってから、冷や汗が(笑)。
皆さん、余興時の確認はくれぐれもご本人さまで直接やってくださいませ。

なお、『To Be With You』の日本語訳は、マンハッタンカフェさんの「不惑なのに洋楽歌詞を和訳してしまった。」というサイトに素晴らしい対訳を見つけましたので、下記にご紹介させていただきます。
マンハッタンカフェさん、有難うございます。

Extremeの『More Than Words』の日本語訳

saying ‘i love you’ is not the words i want to hear from you
it’s not that i want you not to say
but if you only knew

愛してるって言うのを、君から聞きたいわけじゃないんだ
言って欲しくないっていうことじゃあない
けど、もし君が知っていてくれたら

how easy it would be to show me how you feel
more than words is all you have to do to make it real
then you wouldn’t have to say that you love me
‘cause i’d already know

君がどう感じているのか示してくれれば、どれだけ簡単になるかってこと
愛を現実にするなら言葉以上のことをしてくれればいい
そうすれば僕を愛してる、なんて言わなくてもいいんだ
だってそのことはもうわかっているから

what would you do?
if my heart was torn in two
more than words to show you feel that your love for me is real
what would you say
if i took those words away
then you couldn’t make things new, just by saying ‘i love you’
more than words

君はどうする?
もし僕のハートが2つに裂けてしまっていたら
僕への愛が本物だって君が感じることを示す、言葉を越えたもの
君はなんていうんだい
もし僕が言葉を取り去ってしまったら
そうしたら愛してる、って言うだけじゃ何も新しくすることなんかできないよ
言葉を越えたもの

now that i’ve tried to talk to you
and make you understand
all you have to do is close your eyes
and just reach out your hands

僕は今、君に話そうと精いっぱいだった
君にわかってもらえるように
君がしなきゃいけないことって、ただ目を閉じて
手をさしのべることだけなんだよ

and touch me
hold me close,
don’t ever let me go
more than words
is all i ever needed you to show
then you wouldn’t have to say
that you love me
‘cause i’d already know

そして僕にふれて
僕を抱き寄せて
僕を手放さないでいること
言葉を越えたもの
それだけが君に示して欲しいものなんだ
そうしたら君は
僕を愛してるなんて言う必要もないさ
だって、そんなことはもう知っているから


Mr.Bigの『To Be With You』の日本語訳

Hold on little girl
Show me what he’s done to you
Stand up little girl
A broken heart can’t be that bad
When it’s through, it’s through
Fate will twist the both of you
So come on baby come on over
Let me be the one to show you

ちょっと待ってよ
彼が君に何をしたんだい?
さぁ、立ち上がって
失恋なんてたいしたことじゃない
終わったんだ、もう終わったんだよ
運命が君たちを捻じ曲げるのさ
さあおいでベイビー、乗り越えておいで
僕に証明させておくれ

I’m the one who wants to be with you
Deep inside I hope you feel it too
Waited on a line of greens and blues
Just to be the next to be with you

君と一緒にいたいのは僕なんだ
君も心の奥底で感じていて欲しい
未熟なやつらや憂鬱なやつらの後に並んで
君といられるのを待ってたんだ

Build up your confidence
So you can be on top for once
Wake up who cares about
Little boys that talk too much
I seen it all go down
Your game of love was all rained out
So come on baby, come on over
Let me be the one to hold you

自信を持ちなよ
今回は勝つんだ
目を覚ますんだ
よく喋る少年たちなんて気にせずに
僕は見てたんだ
君の恋のゲームは全部雨で流れたんだ
さあおいでベイビー、乗り越えておいで
僕に抱かせておくれ

I’m the one who wants to be with you
Deep inside I hope you feel it too
Waited on a line of greens and blues
Just to be the next to be with you

君と一緒にいたいのは僕なんだ
君も心の奥底で感じていて欲しい
未熟なやつらや憂鬱なやつらの後に並んで
君といられるのを待ってたんだ

Why be alone when we can be together baby
You can make my life worthwhile
And I can make you start to smile

一緒にいることができるのになぜひとりでいるんだい
君がいれば僕の人生は充実して
僕は君を笑わせてあげられる

When it’s through, it’s through
Fate will twist the both of you
So come on baby come on over
Let me be the one to show you

終わったんだ、もう終わったんだよ
運命が君たちを捻じ曲げるのさ
さあおいでベイビー、乗り越えておいで
僕に証明させておくれ

I’m the one who wants to be with you
Deep inside I hope you feel it too
Waited on a line of greens and blues
Just to be the next to be with you

君と一緒にいたいのは僕なんだ
君も心の奥底で感じていて欲しい
未熟なやつらや憂鬱なやつらの後に並んで
君といられるのを待ってたんだ

Just to be the next to be with you

君といられるのを待ってたんだ

Translated by マンハッタンカフェさん



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仲居 一平 の紹介

結婚披露宴で音響演出を担当させていただいております,仲居 一平と言います。 音響担当の立場から,「本番の結婚披露宴」を見させていただいて, 心に残る演出やスピーチ,思わずうなってしまう”妙な”選曲などを,できるだけ臨場感を持ってお伝えしていきたいと考えています。お忙しいカップルさんの結婚準備に少しでもお役にたてれば幸いです♪
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楽器持込の余興、その落とし穴 への5件のフィードバック

  1. kishi のコメント:

    はじめまして。
    突然のメールで失礼します。
    私は9月末に結婚式を予定しているものです。
    BGMを夜な夜な探しており、こちらのHPへたどり着きました。
    私たちは、8月現在招待状も送付が終わっていないというとてものんびり屋の二人です。
    早く決めないとと思いながら・・・。
    そこでご相談させていただきたくメールいたしました。
    まず、どの部分のBGMが必要なんでしょうか?(まったく分かっていないもので・・・)
    また、新郎リクエストでMr.Bigやレッドホットチリペッパーで歓談BGMをってあるのでしょうか?
    私は、加藤ミリヤさんが好きで、入場や新婦側スピーチなどに「Sweet Angel」が使えたらいいなと思うのですが・・・。また、TEE、清水翔太などもと思うのですが、2人とも30歳を過ぎたところなので落ち着いた雰囲気にもと、思うのですが。
    どうかお知恵をお貸しいただけないでしょうか?
    突然の長文申し訳ありません。

  2. Kishi のコメント:

    仲居様

     お忙しい中お返事ありがとうございました。
     式の流れをと思いましてメールいたしました。

     挙式→人前式 1、父と入場 2、ブーケセレモニー 3、誓いの言葉(オリジナル)
     4、サイン 5、指輪交換(リングボーイあり) 6、誓いのキス 7、立会人サイン
     8、退場(シャボン玉シャワー)

     挙式のBGMは式場によって決まっていたりするのでしょうか?

     披露宴
     1、2人で入場 2、プロフィールDVD(誕生から出会いまで?)3、乾杯orケーキ入刀
     4、新婦友人スピーチ 5、新婦中座(両家母と)6、新郎中座(新郎父と)
     7、入場 8、余興(ギター弾き語り)9、各卓写真 10、突撃インタビュー
     11、メモリアルDVD(出会いから入籍・本日まで)12、両親花束贈呈
     13、両家代表謝辞(新郎父)14、新郎挨拶 15、お開き

     と予定しております。
     また、BGM候補として
     ・ケツメイシ「幸せをありがとう」 ・木村カエラ「Butterfly」
     ・浜崎あゆみ「Virgin Rord」 ・superfly「愛をこめて花束を」
     ・福山雅治「家族になろうよ」(花嫁手紙かな)・back number「花束」
     ・TEE「I Love you」 ・ソナーポケット「好きだよ」・GReeeen「キセキ」 
     ・清水翔太「君が好き」「love」 

     どこに使うかはまだよくわかっていませんが候補に考えています。
     また、テーブルクロスや花、ケーキなども決まっていないので雰囲気が確定していないのですが、式場がレストランなので気軽にみんなが知っている曲が良いかなと考えました。

     お忙しいところすみませんが、よろしくお願いします。

  3. 仲居 一平 のコメント:

    Kishiさん

    了解しました。
    お二人の中座はそれぞれ・・・

    新婦さん → ご両家のお母様と3人で、
    新郎さん → 新郎のお父様とお二人で

    で合ってますね。

    少し考えて見ますので、またご連絡させていただきます。

    よろしくお願いします。

  4. sachi のコメント:

    仲居さん初めまして。
    4月の末に結婚式を挙げることになりBGMを探しております。
    こちらのHPを参考にさせていただき、いろいろ決めているところですが、
    新郎新婦の入場曲でなかなか納得がいく曲が思い当たりません。
    希望としてはENYAのBook of Daysのように前奏とボーカルにメリハリがあって、
    ワクワクする感じの曲がいいです。
    ベリンダカーライルのHeaven Is a Place On Earthなどもいいな~と思ったんですが、おかしいでしょうか?
    全体的には洋楽あり、邦楽あり、ハウスミュージックありの構成にしたいと思っています。
    お忙しい中お手数ですがアドバイスをいただけたら・・・と思います。
    よろしくお願いします。

  5. kiyosaku のコメント:

    はじめまして、浜松市在住の
    シンガーソングライターのkiyosakuです。新曲はHappy Happy Weddingです。
    ぜひ聴いてもらえたらうれしいです。http://youtu.be/d5Hg-BnCwp8

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