「夫婦生活は長い会話である」ことを実感として

夫婦の深い絆を表したような、愛のバラード。
Jim Brickmanの『Destiny』を聞きながら、読んでみてください。




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最近、私の周りの知り合いの人が立て続けに離婚しました。

事前にそれらしい話を本人から聞いていたのですが、
まさか、そんなに早く結論を出すとは思っていませんでした。

今、日本の離婚率は3組に1組・・・
すごい率だと思います。

こんなこと言うと怒られますが、挙式のPAをやりながら・・・

「3組に1組は別れちゃうんだな」

そう考えると、ちょっと虚しいですね。

「相手をしっかり見定めることができなかった」・・・

これは結果論です。
結婚前に10年以上お付き合いをして、「満を持して結婚」なんて例は
少ないと思うんですね。

だから結婚までの付き合いで、「相手を見切れなかったこと」を責めても
仕方ないと思います。
以前も書きましたが、思い切りがないと結婚なんてできませんからね。

というか、私事ですが・・・

「あんた、そんなヤツだったの!」

嫁さんに対してのこのような新しい発見は(笑)、ある時期を過ぎてから
頻繁に出てきます。

・・・おそらく逆に私に対しての、「がっかり発見」なども、
山ほどあったことだと思いますので、お互い様。

結婚生活を続けていくと、だんだん人間の”地”が出てきます。
何かの拍子に、ふっと相手の本音に触れるときがあります。
それがお互い我慢できなくなり、離婚するというケースが大半だと思います。

難しいところですね。
人の気に入らないところと、良いところって表裏一体。
「嫌だから抑えて」って言えば、良い所も死んでしまう・・・
そんなもんだと思うんですね。

せっかくこれから幸せな結婚を、と考えている皆さんの前で
離婚する夫婦の話をするのも「なんだかな~」と思いますが(笑)。

しかし、現実問題としてあるわけですから、ちょっと考えてみます。
要は、「何に気をつければ良いか」を少し分かってもらえれば
いいかなと思います。

結婚するときに、お互いをよく把握する・・・
これは理想論ですね。

「最後は勢いで踏み切らないとだめ」

と言ってる私が、お互いをよく理解しましょうって・・・

「何それ!」

だと思います(笑)。

人を理解するなんて、そんな簡単にできることではないと思うし、
人って、環境が変われば、気持ちも変わるはずです。

って、別に浮気を正当化しようと思っているわけではありません。
浮気に至るプロセスがあるとは思うんですが・・・

しかし言い訳できないことですね。
どう考えても・・・浮気は言い訳できません。

「分からないようにやってくれたらいいです」
「女が寄ってくるくらいの男なんだから・・・」

そんなことを言う女性がいますが、
もちろん本音ではないですよね(笑)。
間違いだと思います。

浮気は確実に夫婦の間に、修復できないひびを生み出します。
それに、確実に「された相手を傷つけます」。

だから、ダメだといっているんです。

話を元に戻しますね。
結婚した当初は想像もできないと思います。
しかし、二人の前に現実の厳しさは、どんな夫婦にも均等にやってきます。

一番最初にくるのは、金銭的な問題でしょうか。

友達の家に比べて、生活が見劣りしていると感じる時・・・
休日出勤の有無、車、家、子供の服装・・・

嫌でも見比べてしまいます。
でも、この「見劣り感」だけで夫婦にひびが入ることは、無いと思うんですね。

「見劣り感」を「どうしたい」とお互い話をして、
「いつまでにはココまでにしようね。頑張ろうな!」

とやっていれば、いいんだと思います。
そして、自分たちで決めた目標に向けて頑張っているお互いを
日々見ているわけですから・・・

こじれたりすることは無いと思います。

問題は、「見劣り感」を感じながら、何の話合いもせず
「良くしていこう」という素振りも見せない状態で、毎日が過ぎていくこと。

この辺は、特に男からの説明が必要になるところだと思うんですね。
言い出しにくい何かがあるのだと思います。

会社での先行き不透明感や、嫁さんとの些細なことでの小競り合いが
あったり・・・
つい邪魔くさくなって、言葉を閉ざしてしまう時ってあるんですね。

いろんなことから、

「見劣り感」を「どう解消しよう」

って話合う夫婦って意外と少ないんじゃないでしょうか。

なんとなく言い出しにくい話題ですからね。
ダンナの仕事に対して、ケチをつける風に考える奥さんもいるかと思います。

男からは、「家計がきついから仕事に出てくれ」とは言いにくいです。
嫁さんのご両親に対する、男としての責任も感じてしまいます。

子供が小学校に入って、ある程度手がかからなくなる。
「見劣り感」対策をきちっと話しあっている夫婦なら、自然と共働きになっていく
と思います。

全くそういう会話を避けて、話し込みをしていない夫婦は、

「男は自分一人の力で『食わしていく』のが責任の範疇だ」

というダンナの”強がりオーラ”と、
子育て以外に新たな「しんどいこと」をしたくないという気持ちとに負けて、
家計は改善されないままとなるケース。

でも、もっと自由になりたいから奥さんが自発的に仕事に出るようになる。

子供のお弁当作り→仕事→ご飯の準備→洗濯→子供の勉強を見る・・・

ダンナは毎晩遅くに帰宅するので、上に書いたことは奥さんの負担に。
一気に疲れが押し寄せてくる。

ところが奥さんがパートに出たからといって・・・
劇的に家計がセレブになることなどありません。

時間がたてば、子供の習いごとや塾の費用、家電製品の故障(笑)・・・
(新婚時にかためて買った家電製品、ちょうど10年を過ぎるあたりで、
一気にガタがきますよ(笑))

費用増加分を、なんとか解消できるかな・・・という感じです。

そしてこういう先行き不透明感を持ちながら続けていくと、
お互い疲れてくるんですね。

そして、つまらないことで口けんか始まる・・・

これが、ウチの辿ってきた現状です(笑)。

やはり「先行き不透明感」が一番いけないと思います。

「好きなものが自由に買えない」
「家族旅行に行けない」
「仕事しんどいから、今日は外食したいけど、今月きついな・・」
          ・
          ・
          ・
「いつまで続くのかな・・・」
何年も同じ状態だったらイライラしてくるんですね。

どんなに嫌なことでも、辛い状態でも、
「いつまで!」って期限を切ると、我慢できるもんですね。

何時って根拠が無い期限でも良いわけです。
とにかく、二人で話し合った「いつまで」という期日を決めたんだから
その期日を「守ろう」とする姿勢が大事だと思うんです。

毎日頑張る姿をお互い毎日見る。
「ちゃんとやっている」とお互い認め合う。

子供もできて、夫婦単位から家族単位になると、
守らなければいけないものが増えます。

そして、「ちゃんとやる」姿勢に勢いがついてくる。

「子供に恥などかけさせたくない」
「子供にはきちっとした教育を受けさせてあげたい」

この段階になると、結婚した当初のような甘い感覚など消えています。
しっかりした家庭を築いていこうとする責任感が、自然と夫婦の間に
芽生えてくるようになります。

こういう時に、夫婦がバラバラの目標をもって、会話もせず一つに
結束していないと・・・喧嘩の絶えない毎日、そして離婚です。

「夫婦生活とは長い会話である」という言葉の重さが、実感できますね。

おそらく離婚を決意した夫婦に共通した事実は、

「本音で話し合う会話が無かった」

ことだと思います。

結婚するまでは、「男」乃至は「女」としてどうかを考えておれば良かったのが、
結婚して、プラス「夫」、「妻」としての責任が加わります。

そして、子供ができて「父親」、「母親」としての責任が。

責任が負荷される毎に、自分自身の気持ちの「ギアチェンジ」をしていかないと
駄目だと思うんですね。

夫や父親の責任って、考えているほど簡単なものではないように思います。
簡単に考えているカップルは、3組に1組・・・だから離婚してしまうんですね。

よく、会話をしましょう。
「今日一日起きたこと」も大事ですが、
「こういう家庭を作ろう」という会話。

欲しいものいっぱい書き出してもいいじゃないですか。
「庭付きのマイホーム、子供が何歳になるまでに建てよう」
こんな会話もいいですね。

それを具体的に話出すと、楽しくなってくるし、足りないものも
見えてきますね。

「足りないものをどうする」という会話をどんどんやりましょう。

円満な夫婦には、必ず要所要所で実のある会話をしています。
・・・嫌でも決めないといけないときが来ます(笑)。
そのときは逃げずに、腹を立てずに、しっかり会話をしてください。

最後は月並みな結論となりましたが(笑)、
できていないことを棚にあげてのお話でした(泣)。

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About 仲居 一平

結婚披露宴で音響演出を担当させていただいております,仲居 一平と言います。 音響担当の立場から,「本番の結婚披露宴」を見させていただいて, 心に残る演出やスピーチ,思わずうなってしまう”妙な”選曲などを,できるだけ臨場感を持ってお伝えしていきたいと考えています。お忙しいカップルさんの結婚準備に少しでもお役にたてれば幸いです♪
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