『相田みつを』の心に残る言葉から
Posted on August 15, 2008
Filed Under 03:プロフィール紹介, ■2心に残るスピーチ |
今日は娘と,焼き肉店へ晩ご飯を食べに行きました。その店にあった「相田みつを」さんの言葉。
しっとりした『押尾コータロー』のバラードを聞きながら読んでください。
■アルバムタイトル:『Be Happy』
■アーティスト名: 押尾コータロー
■今回の推薦BGM:『桜・咲く頃』
■『押尾コータロー』公式サイト
※YouTube動画の調子が悪い場合は「パソコン環境は」を参照して下さい。
先日土曜日、久しぶりに式場が休みだったので家でゆっくりしていました。
ちょうどその日は、嫁さんが下の息子2人を甲子園の野球観戦に連れて行く
ことになっていました。
急な休みだったので、私のチケットが無く・・・
結局その日は,私と受験勉強中の上の娘(中学3年生)と二人で留守番となりました。
「ゆか~、晩御飯どうする」
私が聞くと、ニヤーと笑い返してきます。
・・・嫌な予感はしましたが、すかさず
「ニク食べたい!」
・・・やっぱりそうきたか(笑)。
熱いさなか、受験勉強頑張っているので、今日は特別!
娘とデートすることにしました。
近所の知り合いに、この辺のお肉の旨い店を聞いて,早速車飛ばして行きました。
神戸牛を専門に扱う店で、ちょっと高級店^^;
焼いて食べてみると、俗に言う「口の中で溶ける」やつ(笑)。
おそらく娘も生まれて初めての味だと思います。
「お父さん、死ぬ(笑)」
肉食べて「死ぬ」という言葉は始めて聞きましたが、
よっぽど旨かったのでしょう。
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帰り、レジの付近で順番を待っていると
「相田みつを」さんの額が目に入りました。
次のような言葉が書かれてありました。
____________________________▼▼▼
奪い合えば、足らぬ
分け合えば、余る
奪い合えば、憎しみ
分け合えば、安らぎ
▲▲▲____________________________
さすが高級店。さりげなく「相田みつを」さんの額なんて。
しばらく目を離せず、じーと見入ってしまいました。
「分け合えば、余る」・・・
「北風と太陽」の話を思い出しました。
いろんなことが頭をよぎりました。
奪い取ることで得られる満足感と
分け合う気持ちから得られる安心感・・・
私が生まれた昭和40年代は高度成長期。
凄まじい勢いで工業化が進められていました。
競争論理が優先される時代。
自分の利益、企業(わが社)の利益をまず優先・・・
弱いものが悪い!
これが資本主義!
・・・で今どうなったのでしょうか。
地球資源を奪い合い、強さを優先させてきた結果、
今、新たな問題が噴出しています。
公害、貧富の格差の増大、地球温暖化、ガソリンの高騰・・・
奪い合いすぎた「ひずみ」が、人間世界全体に”害”として降りかかって
きているように思います。
奪い合って高い利益を上げた企業から順に、その”ひずみ対策”を
お金を払って実行していかないと、株価が下がり、利益を維持
できなくなってくる・・・
今後ますますそういう目は厳しくなってくると思いますし,
また厳しくしていかないといけないと思うんです。
奪い合ってきた結果のツケは,きちっと払っていかないと営業できなく
なる時代です。
私たち個人レベルの”ひずみ対策”としては,
ゴミの分別といった「リサイクル」はもちろん,
「無駄を排出する企業の商品は買わない」といった”無言の抵抗”。
しかし・・・最近私自身が思うことなのですが、一番大事なことは
「次の世代を担う人間を、しっかり育てること」
利便性,機能性を多少削ってでも,地球を思いやる考え方だとか,
競争原理を多少捨ててでも,弱者を救済する考え方だとか,
自国だけの,自社だけの,自分だけの利益を追求し続ける限り
地球ベースで抱えている問題は根本的に解決しないと思うんです。
結局,行き着くのはここでしょうか。
今の自分のレベルで思う「正しいこと,間違っていること」と「その理由」。
これなら私でも,伝えることができると思うんです。
私がいつも読ませていただいてますdepandaさんの『ウエディングカメラマンの裏話』で,
披露宴に参加している新婦のご友人の自分勝手な振る舞いが書かれていました。
式の途中,二次会に向けて会場内で堂々と化粧を延々続けるゲストを取り上げていました。
「何の為に披露宴に呼ばれているのか」
ちょっと考えれば,そんな新婦や新婦親族の対面を汚すような傍若無人な行動など
できないはずなのですが,当の本人はお構いなしです。
目的が,「二次会で素敵な異性と巡り会う」ことだけですから。
自分の子供に時間をかけて「正しいこと,間違っていること」を伝えていく・・・
残念ながらその新婦のご友人は,今まで親から真剣に話を聞かされなかったのでしょう。
「親の顔が見たい」・・・となっちゃいます。
しかしインセンティブの給与が導入され,「自分のことで精一杯」・・・
競争で生きていくことに必死になり,
余裕の無い大人が増え,
子供と真剣に向き合わない,共働きの核家族が増えてきていると思うんですね。
少し前の私もそうでした。
住宅販売の歩合営業で,契約が決まらないと給与が入ってこない。
子供とゆっくり向かい合う時間など,持つ余裕は有りませんでした。
・・・というか,家に帰れば全員寝静まっています。
「おとうさん・・・今度いつ家に来るの?」
一番下の息子のこの言葉で,家族を犠牲にする働き方を辞めることを決意しました。
仕事を必死でする姿勢を見せておれば,子供は間違った方向には行かない・・・
そう信じて仕事に取り組んできました。
しかしこれだけ多様化した時代。生きていく上でいろんな選択枝がある時代。
子供が大きくなり,自分の進路を決めるとき,どれだけの選択肢を知っているか。
決めるのは子供達です。
しかし,たくさんの選択肢の中から選べるようにしてあげるのは,親の責任だと思うんです。
晩ご飯を一緒に食べる,嫁さんとの会話,子供との会話・・・
これすら出来ない状態では,何もしないで家族に背を向けていることと変わらない・・・
そして当たり前ですが私も・・・家族といっしょに触れあいたい。
”父親不在”をこれ以上,続けたくありませんでした。
「誰でも良かった」と言って簡単に人を殺す,”憎しみ人間”と
分かち合うことで周りの人から大事にされる,”安らぎ人間”と。
この差は子供に「向き合う親」と,「背を向け続ける親」との差,
「何が正しくて,何が間違っているのか」
考える時間を親と一緒に持ってきた子供と,持たないで来た子供との差が
そのまま出ているように思えて仕方が有りません。
「分け合えば,余る」
「分け合えば,安らぎ」
今私は「自分の時間」を分け与えることが,大切だと痛感しています。
子供に,嫁さんに,そして助けを必要とする人に。
自分がいろんな経験を積んで「正しいこと,間違っていること」をより理解できるように
なればなるほど,もっと濃く相手に伝わりますね。
自分が強くならないと,相手に伝わらない。
だから常に,自分が目指す分野の”プロフェッショナル”になるために
勉強し続けないとダメなんだと思います。
これから二人で新たな生活を始める時に,贈る言葉。
結婚したばかりの時は,自然にお互いの時間を相手に惜しみなく注ぐことだと
思いますが・・・
これから,自分の時間を「分け合う価値のある人」にたくさん巡り会い,
お互いの貴重な時間を,相手のために使うことで,大事にされているという実感が
湧いてくるようになります。
自分から大事に思う相手の為に,自分の時間を使おうとしなければ,
相手も自分の為に時間を使ってはくれません。
つまり,大事にされないということです。
今日は娘と二人で焼き肉デートでしたが,
会話もせずひたすら肉の美味に舌鼓を打っておりました。
娘の為に使った今回の時間。
私と死ぬほどおいしかった(笑)肉を食べた経験は,娘の”何か”の役に立つと
信じたいです(笑)。
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