男の器量(うつわ)について

今回は私が思うこと、感じたことを書きます。
直接結婚披露宴の演出には関係ないので、興味のないかたは飛ばしてください。

先日テレビで家庭の奥さんに亭主への感想を質問する番組がありました。
その中で、「うちの亭主ココがいや」ってどこ?という問いかけに、

「器が小さいところ・・・」

という回答がありました。

私はその回答をみて、とっさに「かわいそうな奥さんだな~」と思いました。

何がかわいそうか・・・
器の小さい亭主といっしょになってしまったこと??
いえ、そうではありません。

そのときその奥さんのインタビューを聞いて感じたのは、

自分が幸せになるということ・・・
夫婦が幸せになるということ・・・
それはダンナの器量(うつわ)の容量に応じて決まる・・

ひょっとしてそんな風に考えているのでははないかと思ったからです。
それを言うなら、「器量(うつわ)の小さなダンナを選んだあなたにも責任はある」
ということになっちゃいます。

・・・それは違うと思います。

なにか、これから幸せな結婚生活を!と意気込んでおられる若いカップルの方々に
もう夫婦生活の終わり・・みたいな話をしているようで申し訳ありませんが(笑)、
結構大事なことだと思ったんで、私の意見をお話しますね。

私は、夫婦(カップル)の数だけ幸せのカタチ、大きさが違うと思うんです。

幸せになる大きさを,ドラム缶の容量にたとえて言えば・・・
ドラム缶100杯を幸せの水で満たさないと、幸せに思わないカップルもいれば、
ドラム缶1杯で十分というカップルもいる。

もう少しくだけて言いますと、大きな庭付きの邸宅すまいで、月の半分は外食、
定期的に海外にも遊びにいけて、子供は全員有名私学のエスカレーター式の学校へ・・・

こういう生活でないと満足しない夫婦もいれば、子供たちの健康、親の健康、毎日無事に
不自由なく生活ができて,夏と冬に1回ずつ家族の想い出作りに一泊旅行ができれば
満足かな・・・

こんな夫婦もいるでしょう。

男の器量(うつわ)もありますが、もちろん女の器量(うつわ)もあります。
夫婦2人で、それぞれの器を使って”幸せのドラム缶”に幸せの水を注いでいくわけですよね。

これが、夫婦生活だと思うんです。

もちろん夫婦2人で仲良く・・・です。
片方がしんどいから、注ぐのをやめてもだめです。
2人で規則正しく注ぎ続けることが、幸せな家庭つくりに欠かせません。

そして目標の容量注ぎ終わったら・・・
幸せのドラム缶が満杯になったとき・・・

「あなたといっしょになれて本当に幸せでした」

と最後にお互いで幸せをかみしめることができるんですね。

器量(うつわ)の大きさを嘆くのではなく,二人で決めた”幸せのドラム缶”に
幸せの水を注げていないことを嘆くべきだと思います。

自分の器量(うつわ)の容量なんて自分ではわかりません。
ただ、夫婦ともに自分の限られた器量(うつわ)で一生懸命”幸せのドラム缶”に水を注いで
いればいいんだと思います。

じゃあどれだけ注げば幸せなの??

それは、二人で生活していきながらいろいろ話をして、時にはけんかもして・・・
自然に定まってくるものだと思います。

ところが、いくら話してもこの”目標容量”がお互い違いすぎて・・・
つまり価値観が違いすぎて折り合いがつかない場合、これは不幸ですね。

そういうことが無いように、結婚前にお付き合いを通じてじっくり話をして、
この”目標容量”が同じくらいのレベルの人かどうか、見極めないといけませんね。

”目標容量”つまり”価値観”が同じかどうかというのは、
どこまでいけば幸せに思えるのか・・・そのポイントが大きくずれていないかどうか
ということ。

このポイントは、言葉ではなく「感じるもの」だと思います。
しっかりと話し込んで、感じてください。
そして、いっしょにやっていけるかどうかを判断してください。

結婚したときにぼんやりと思い描いている目標容量よりも、
何倍も目標が増えていくと、それは本当に幸せですね。

生活しながら目標が増えてくるということは、それだけ夫婦の器量(うつわ)が
大きくなってきているということです。

実現可能な目標だから、目標になり得るんですから。

器量(うつわ)の一杯分の容量を気にするより、幸せのドラム缶に注ぐ行為を増やすことに
集中すればいいんですよね。

おちょこくらいの分量しかなくてもいいじゃないですか。
たくさん回数を上げて、注ぎ続ければいいんです。

注ぐことが楽しくなってきたら、しめたもんです。
2人で楽しいと思えば、自然に幸せのドラム缶は・・・気がついたらいっぱいに
なっているはずです。

一番最悪なのは、お相撲さんが優勝したときにお酒を注がれて飲む、あのBigサイズの
杯(さかづき)くらいの器量(うつわ)を持っていても、余裕こいて注がなければ・・・全くだめ。

「俺は器量(うつわ)がでかいから、1年に一回ドバっと」

お互いこんな考えでは、家庭崩壊を迎えます。

要するに器量(うつわ)の大きさの問題じゃないということ,わかっていただけましたか?

自分たちの身の丈にあった器量(うつわ)で、毎日楽しく”幸せのドラム缶”に水を注ぐこと。
相手の注ぐ回数が減ってくれば、その分自分の注ぐ回数を増やすんです。
注ぐ回数をとやかく文句を言わない。
ただ、黙々と相手が元のペースに戻すまで自分ががんばれば良い。

そういう頑張りを気づかない相手には、言葉でちょっとだけ説明してあげる。
それでも気がつかないようであれば、もう一度二人で決めたドラム缶の目標容量を
相談しましょう。

その目標容量に無理があったかもしれません。
ほとんど場合、ちゃんと話をすればわかります(笑)。

冒頭のインタビューの奥さんのご家庭は、どちらかがもう注がなくなっているかもしれません。
お互い、話をして目標容量の調整もできない関係になっているかもしれませんね。

「自分たちで決めた幸せのドラム缶の目標容量のペースがぜんぜん上がらない~」

こんな文句なら、まだ建設的ですが。

”幸せのドラム缶”に水を注ごうとする気力は、パートナーの気配りと我慢に支えられている
ということも頭に入れておかないと駄目ですね。

以上、おちょこ程度の器量(うつわ)の持ち主、仲居一平の経験談でした(笑)。

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仲居 一平 の紹介

結婚披露宴で音響演出を担当させていただいております,仲居 一平と言います。 音響担当の立場から,「本番の結婚披露宴」を見させていただいて, 心に残る演出やスピーチ,思わずうなってしまう”妙な”選曲などを,できるだけ臨場感を持ってお伝えしていきたいと考えています。お忙しいカップルさんの結婚準備に少しでもお役にたてれば幸いです♪
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